2人とも「平家物語」で、清盛の悪行を伝えるべく書かれた人物です。
清盛の悪行(?)によって出家した女性は4人。 そのうちの2人が、この祗王と小督 そんな2人にインタビューしてみました この時代をもっと詳しく知りたい人は平安時代ソノ四へ |
祗王&小督へインタビュー
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ハガクレ |
今回はキレイどころのダブルゲスト!平清盛さんに人生をメチャメチャにされたお2人をお呼びしました! |
祗王 |
ほんとよね!ひどい男よあいつ! |
小督 |
ほんとほんと!全部暴露してやるんだから! |
ハガクレ |
おっ!2人とも熱くなってますね!わくわく♪ ではまず、祗王さんから清盛さんにどんなことされたのか聞いていいですか? |
祗王 |
OK!あたしはね、当時都でNO1の白拍子だったのよ |
小督 |
そうよぉー!ギオウちゃんの人気はすごかったんだからぁ! |
ハガクレ |
あれ?でも前回ゲストに来てくれた静御前さんも都でNO1って言ってましたよ? |
祗王 |
その子はもうちょっと後の話よ。白拍子は世代交代が早いからさぁ。 女のバトルの中、NO1になるのは大変なのよね。 で、あたしはこの顔と体と話術でNO1の座をもぎとったわけよ |
小督 |
そうよー!宮中だっておんなじよーな女のバトルがあるんだから。 |
ハガクレ |
フムフム |
祗王 |
その頃ね、清盛もがんがん出世してる頃でさ、あたしは清盛に近づいたわけ。 そしたらアタシのこと気に入ってくれてね。愛人契約結んだのよ。いい生活させてくれて、いいパトロンがついたなーと、嬉しかったのよ |
ハガクレ |
ヨカッタですね |
祗王 |
だけどさぁ、アタシの後輩の白拍子に「仏御前」って子がいたのよ。けっこー目をかけてあげてたんだけどさ。その子がね、清盛のとこにきて「アタシの舞いを見て!アタシを愛人にして!」と猛烈なアプローチをしたわけ |
ハガクレ |
へー |
小督 |
むかつくよねぇー |
祗王 |
でしょー?可愛がってやった後輩がそんなことするなんて思ってもみないじゃない? もーイヤになっちゃったわよ。 |
ハガクレ |
人間不信になっちゃいますね |
祗王 |
でね、清盛がさー、仏御前のこと気に入っちゃって、アタシのこと追い出したんだから! |
ハガクレ |
うわ! |
小督 |
サイッテーよね!清盛って |
祗王 |
さらにムカつくことにね、清盛が仏御前を気に入りまくっちゃって、ある日仏御前が「なんかタイクツゥー!白拍子でも呼んで舞わせてよぉー」って言ったのよ |
ハガクレ |
まさか・・・ |
祗王 |
そっ!そのまさかよ。なんとこのアタシをご指名したわけ |
ハガクレ |
うっわぁー。ひどいですね |
小督 |
それ、ウワサで聞いたことあるけど、ほんとだったんだー。ギオウちゃんかわいそう! |
祗王 |
でしょ?アタシもさ、元NO1のプライドってもんがあるじゃない?だから絶対イヤ!って断ったのね。なんでアタシが後輩の前で踊んなきゃいけないのよ!ってね |
ハガクレ |
そりゃそうですよ!当たり前じゃないですか!ねぇ? |
小督 |
ほんっとサイテー |
祗王 |
そしたらさぁ、清盛のヤツ、アタシのママに命令してきたのよ。まいったよもう。 断りきれなくなっちゃって、悔し涙を我慢しながらイチャイチャしてるあいつらの前で舞ったわよ |
ハガクレ |
えっ!舞ったんですか!? |
小督 |
ほんっとサイテー |
祗王 |
アタシだってメチャメチャ嫌だったわよ!一回限りと思ってたらまたご指名がきてね、あんな屈辱に耐えられないってことで、白拍子やめて出家したのよ。もうプライドずたずたよ |
小督 |
ほんっとサイテー |
ハガクレ |
確かにひどい話ですね |
祗王 |
でもさ、因果は巡るってやつよ?あれだけ寵愛を受けてた仏御前も、そのうち清盛に飽きられてきたわけ。 あの子も可愛いトコがあってさ、アタシのとこに来て「あたしも尼になる!先輩ごめんなさい!」って謝ってきたの |
ハガクレ |
ほぉー。許してあげたんですか? |
祗王 |
なんか可哀相になっちゃってね。それから一緒に暮らしてさ、毎晩2人で清盛の悪口を酒の肴にして飲んだわ |
小督 |
ギオウちゃんて心広いねー!アタシだったらそんな女許せないかも |
ハガクレ |
そうですねー。ワタシもかも。 |
祗王 |
よく言われるけど、なんか許せちゃったんだよね。それよりさ、コゴウちゃんの話しきかせてよ |
ハガクレ |
あ、そうですね。じゃあお次は小督さんにお話を伺いましょう |
小督 |
えっとね、アタシはね、都で琴の名手だったんだ |
祗王 |
そうよー!コゴウちゃんの琴は素晴らしい音色だって都でも有名だったんだから |
小督 |
ギオウちゃんにそう言ってもらえるなんて嬉しい♪あ、あとで2人で一曲やらない? |
祗王 |
うん!いいねソレ!琴の名手と元NO1白拍子のコラボなんて、なかなかいいよね! |
ハガクレ |
あのー、続き聞いていいですか? |
小督 |
あっゴメンゴメン!えっとね、あたしにはね藤原隆房っていう愛人がいたのね。けっこーお金持ちでさ。 あ、ちなみに隆房の書いた日記「艶詞」ってのが当時絶賛発売中だったんだけど、その本にアタシのことがいかに好きだったかが書いてあるよ |
祗王 |
アレは話題だったよねー。アタシもね、あれ読んで「コゴウちゃんってどんな子なんだろ?」って興味持ってたんだ。そしたら思ってたとおり可愛い子だったぁー |
小督 |
ありがとー!ギオウちゃん!アタシもねー、ギオウちゃんの噂は聞いててね、会ってみたいと思ってたんだー!実物も噂どおりカワイイー |
ハガクレ |
あー、次行きます。で?それからどうなったんです? |
小督 |
あのねー、そんときの天皇が「高倉天皇」っていうんだけどね、高倉もさ、アタシの美貌に参っちゃったわけ。 で、アタシには隆房&高倉っていう超エリート愛人が2人もできたの |
祗王 |
すっごいねー!コゴウちゃん |
ハガクレ |
そうですねぇ |
小督 |
だけど、高倉の正妻って清盛がめちゃくちゃ可愛がってる娘の徳子なわけ。 ついでに隆房の奥さんも清盛の娘なのよ。つまりさ、清盛の娘婿2人がアタシにメロメロだったの |
ハガクレ |
それは清盛さんの心中は穏やかじゃないですね |
小督 |
そーなのよ。アタシ消されるんじゃないかってマジで思ったのね。 だからとりあえず逃げたんだ。だけど高倉はアタシにマジ惚れで、追っかけてきちゃってね。アタシも悪い気しなくて、また会うようになったんだ |
ハガクレ |
へー |
小督 |
そしたらさぁ、妊娠しちゃってぇー。女の子が生まれたんだけどね、そっから清盛のイジメがすごくなったの |
ハガクレ |
何でですか? |
祗王 |
そんなの白拍子のアタシにだってわかるわよ! 高倉天皇にはまだ男児が生まれてないんだからさあ。男の子生まれたらどうなると思ってんの? 長男なんだから次期天皇よ?て・ん・の・う! |
小督 |
そうよぉー!天皇の子供を産むってのだけでもすごいことなのに、長男なんか生んじゃったらすごいことになっちゃうんだからー! 生まれたのは女だからよかったけど、男だったら大変よ!殺されちゃうわよ |
ハガクレ |
つまり、清盛さんは自分の娘・徳子に男の子を産ませたかったと?そのため小督さんが先に男を生んだら非常にマズイと? |
小督 |
そっ。そーゆーコト |
ハガクレ |
その後はどーなったんですか? |
小督 |
アタシだって消されたくないじゃない?だから仕方なく尼になったの。 あ、でもね、アタシのお墓って京都の清閑寺ってトコに高倉と一緒なんだ。別に一緒じゃなくてもいいのに、みんな気を使ってくれたみたいね |
ハガクレ |
へー |
祗王 |
っていうか、アタシ達って清盛のせいで人生めちゃくちゃだよね。ほんと、青春を返して欲しいよ |
小督 |
ほんとだよねー!全部アイツの野望とか欲望のためにさぁ。ひどいよねぇ? |
祗王 |
コゴウちゃん、これから一緒に飲みに行かない? |
小督 |
あっ!アタシも言おうと思ってたのー!積もる話ししようヨー |
祗王 |
うん!行こ行こ!ってことで、アタシ達帰っていい? |
ハガクレ |
あ、どうぞどうぞ。死ぬほどグチってきてください |
祗王 小督 |
でさぁー、アタシと仏御前はさー・・・・えー!何ソレーーー・・・ウッソ!信じられなぁい・・・・・・キャハハハハ |
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